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ランニングを事業とする7人のスタートアップで働く、2人のエンジニア物語。


ラントリップではたらく2人の精鋭、縁の下の力持ち、いや、我がスタートアップを異次元までペースアップさせていくトップランナーの竹村、尾崎に「ランニングを事業とするスタートアップでのエンジニア実態」を時に赤裸々に、時にエモく語って頂きました。

竹村 拓泰(右):テニスとビールをこよなく愛する取締役ランナー
尾崎 翔一(左):「包含」でチームを支えるエンジニアランナー

(聞き手:冨田)

それぞれいつどんな形でラントリップにジョインしたのか

竹村:2014年8月に知り合い経由で代表であり創業者の大森と出会いました。繋いでくれたのは大森の前職の同期で、私としてはテニス仲間です。

竹村さんランニングよりテニスの方が好きですもんね(笑)

竹村:いやいやいや(苦笑)、でも全面否定はしないですが、どちらも大好きです!

ー なぜラントリップに関わることになったんですか?

竹村:やはり大森の、今では「テッパンの印籠」と言われる創業ストーリーがぶっ刺さりましたね。本気で走ることを極めようとした男の苦悩と、そこから見出したランニングの可能性と将来性に共感しました。自分自身、将来的にスポーツベンチャーをやりたいと思っていて、好きなテニスでビジネスを考えていました。ただランニングはテニスと比べて市場も大きいし、ランニングシューズひとつあればいつでも1人で楽しめる、そんな部分にも可能性を感じましたね。

ー 最初に大森さんに会った印象は?

竹村:もともとWeb業界にいたわけではなかったのに、すごくWebのセンスがあると思いました。ただの元箱根ランナーじゃないなと(笑)。エンジニアとして一緒にやっていく仲間として、不安を覚えなかったのが好印象でしたね。

ー すぐにジョインしたんですか?

竹村:しばらくは週末だけ手伝う感じで、私も本業は忙しかったのですが、逆にもうエンジニア職ではなくスマートフォンアプリのディレクター/プロデューサーみたいなことをやっていたので、久々にプロトタイプを作るのが楽しかったですね。しかも当時はまだ彼ひとりで、彼の熱い想いをカタチする右腕が誰もいなかったので。その後2016年にKDDI ∞ Laboに採択されたタイミングで、私もひとつ大きなチャンスだと思い正式にジョインすることを決めました。

尾崎:私がジョインしたのは2016年3月です。新卒で楽天に入り、ずっと大きな会社にいましたが、一度辞めて友人たちと起業したのですよね。そんな経緯もあって、スタートアップの環境ややりがいみたいなところにむしろモチーベションがありました。ラントリップは自分が心から共感できる分かりやすいサービスでしたね。

ー 直ぐに入社を決めたんですか?

尾崎:竹村と同じように最初は少し手伝うところからですね。もともと竹村とは大学時代の知り合いで、突然Facebookメッセージが来たんですよね。「イベントの決済機能を¥10万で作ってくれない?」って。いきなりそんな破格を提示されて、「こいつバカか」って思いましたけど(笑)

ー それはだいぶ無理なお願いでしたね(笑)

尾崎:それが2015年の年の瀬でした。そんなこんなで片手間で手伝うようになり、一度大森とサシで飲んだんですよね。やっぱ熱いな、いいなと思って正式に入社を決めました。

3人スタートアップ時代に一番大変だったこと

尾崎:某アクセラレータプログラムに採択されて表参道あたりのビルに入居していた時代。あれは大変でしたね。

ー 開発のボリュームとか難易度の話ですかね?

尾崎:いえ、働く環境が(笑)今となっては笑い話ですが、、、やっぱりエンジニアって1日中デスクで座ってコード書いてることが多いので、そういった意味でのハード面って大事じゃないですか。当時は窓があるけどなぜか開かない窮屈な部屋に3人で引きこもりだったんですよね。また当然スタートアップなので事業的にも色々ハードなこともあり、環境との負の連鎖が止まらなかったですね...

ー それは大変でしたね。。。その暗闇はすぐ抜けたんですか?

尾崎:いや、とどめに自分のPCが盗まれるという事件が勃発して、夜通し警察対応、、みたいなことがあって。底まで落ちたのにあとは上るだけだなって感じはありましたが(笑)

竹村:当時チャットワークで深夜に突然

「現場検証が長引いております、明日遅れるかも」

ってメッセージが飛んできて大森と2人で爆笑したのを覚えてる(笑)

尾崎:いやいや、笑い事じゃないから、ほんと辛かったんだから(笑)

竹村:真面目な話、あの時はビジネスモデル的にも行き詰まっていて、当時のメディア事業だけではKPIも指数関数的に伸ばせない、出資も決まらない、で金策に走る大森はオフィスにいない、尾崎と2人で雰囲気もどんどん悪くなってく、、土日も必死で働く、、みたいな(笑)

ー 超絶ブラックじゃないですか(引き笑い)

竹村:ただそういったどん底があったから新しいランニングイベント事業の形が見えて(現在のRuntrip via)、そこで一気に道が拓けたのと、チームとしても地固まった気がしますね。エンジニアリング以外もがむしゃらに本気で事業やる経験というは、やはり何にも代えがたいと思いました。

今はそれぞれどんなことをやっているのか?

尾崎:今はRuntrip viaアプリのサーバーサイド全般の開発、ランニングメディアであるRuntrip Magazineのバックエンドのメンテなどしています。とはいえ、エンジニア2人なんでかなり広範囲に連携しながらやっていますね。

竹村:自分はAWSのインフラまわり、Runtripアプリ(iOS)、Runtrip webの開発、などなどです。2人のエンジニアチームで密に連携とりながら、良い意味で一度決めた役割分担も翌週には変えたりして、スピード感もってやっていますね。

ー 全部2人でやっているんですか?

竹村:ランニングっていう分かりやすい、熱量高い領域で事業やってると、「ちょっとの時間でも手伝いたい」というランニング好きのエンジニアさんに出会えたりして(笑)そういう方々にに業務委託とか、様々な形で少しづつヘルプしてもらったりしています。そういう形で元気玉みたいにランニング領域のエネルギーを吸い上げています、いつでもみんな連絡ください(笑)

ー 自分たちが好きなこと、情熱を注げる特定のドメインで事業をやっている組織の強みでもありますね

2人だけのエンジニアチーム、実態は?

竹村:例えばデプロイの仕組みを極力シンプルに、やりすぎない。ただ最低限の秩序は守る、開発環境やルールを決める。みたいなことにチャレンジしています。お互い大手出身(竹村は元Yahoo!Japan)で、最低限プロダクションで満たさないといけないクオリティラインは阿吽で理解できているので、それを前提にスピード感を合わせられています。

ー 今は具体的にどんなチャレンジしていますか?

竹村:サーバーのDocker化や、AWS Fargateにより堅牢でスケーラブルなサーバー構成にチャレンジしています。要は安全でスケーラブルなバックエンドの構築。スタートアップでがむしゃらに作ってきたソースコードをよりモダンなものにしたり、海外対応やインバウンド対応したり。SEOも意識しながらレスポンススピードの改善、ネットワークの分散処理などもやっていますね。

ー ラントリップという環境においてはどうですか?

尾崎:前職の大手時代と比較すると、やはりエンジニアリングしていてもユーザーに圧倒的に近いところにいられるのがいいですね。数字の先にユーザーを感じることができる距離だし、物理的にランイベントでユーザーの声に直接接することもある。我々のサービスを使って愛してくれている人たちのためにやっていることがリアルな手触りがあるのが良いですね。

竹村:その観点だと、自分はずっとCS対応もやっています。なんか、好きなんですよねCS(笑)。最近はできていないですがランニングコースを頻繁に登録してくれるユーザー交流会をやったり、そこで間近でフィードバックを受けるのが本当にモチベーションになりましたね。さらに一番最初のRuntrip via(2017年に表参道で開催)は200名近くのランナーが集まって、オンライン/オフラインのリアルなつながりを感じることできてめちゃめちゃモチベーションがあがりましたね。

尾崎:なんかRuntripのユーザーって、優しいんですよね(笑)

ー どのあたりで感じるんですか?

尾崎:やっぱりみんなランニング好きだから、多少の不具合も多めに見てくれる(笑)もちろんそれに甘えちゃいけないんですが、不具合の対応に協力してくれるユーザーもいる。ほんと、創り手として泣けてきますよ...。以前のサービスは不正とか、怖いマダムとかに色々な目にあったので。。創り手がユーザーに救われるって、なんかいいですよね。そのユーザーの優しさに対してより頑張ろうってなります。我々のコアバリューに「ホスピタリティ」というのがあるのですが、我々のユーザーにその大切さを教えられたりしています。

ラントリップのエンジニアカルチャー

ー なんか、特徴ありますか?(ざっくり)

竹村:ユーザーに会って楽しい!って思えることは、大事かな。ユーザーに触れ合う文化は残していきたい

尾崎:そうだね、もの創るのが本業ではあるけど、ユーザーのフィードバックを直接真摯に受け止める姿勢とか、それを素で楽しめる感じはありますね。

竹村:あと尾崎と自分の共通項として、コードをずっと書き続けたいってことは無いかな。ボタン一つでポチっとできあがるなら、それでいい(笑)

尾崎:ほんとそうだね。もちろん当然コードは書くし、それが動くのが面白い。ただそれがモチベーションでラントリップには入らない。実現したいビジョンがあって、そこにユーザーがいて、提供したいサービスがある。そのためにコードを書いている。

竹村:ものづくりは好き。ただプログラミングは芸術作品では無いから、提供する体験が大事。我々は「もっと自由に、走れる世界の創造」を目指しているので、そのための体験をいかに良くできるか。当然コードを書くことが全てではない。だからいい意味でエンジニアリングのこだわりは少ない方ですね、いわゆる宗教的な紛争はない、論争はたまにあるけど(笑)
ただ今後ラントリップのエンジニア組織をよりスケーラブルにするにあたって、その辺りを整えていかないといけない。今は2人だから気楽にやってるけど、そろそろエンジニアリング文化を整えていかないといけないですね。

スタートアップエンジニアチームの課題

尾崎:技術交流が、やはり少ないですね、大きい会社に比べて。最先端の技術、外には出せない最新の事例を早く聞ける、事例レベルでリアリティのある話を聞ける、実践できる、みたいなものはなかなか無いので、勉強会やミートアップに昔はよく行ってましたが、最近時間とれてないな。。横からそういう刺激が欲しいですね。

竹村:あと検証端末が十分に無い問題が地味にクリティカル(笑)
QA人材がいないのでクオリティコントールの観点ではまだまだ課題があります。余計なものにこだわる余裕がない。昔はPCのスペックも含めて非力で、CPUが4GBのマシンでのコンパイルに1時間待つとかありました(笑)
コアバリューとして「プロフェッショナル」を挙げているので、スタートアップだからといって妥協しちゃいけない部分は、しっかりカバーしようと日々頑張っています。

エンジニアとして、「走る」ということに向き合うこと

ー じゃぁ最後に、エンジニアとして「走る」ということにどう向き合ってますか?ぶっちゃけ、走ってますか?(笑)

尾崎:132kmをリベンジしたいっす!あ、いやこの夏に「ラントリップ休暇」の制度を使って自宅から静岡の友達の家まで走ろうとしたんですね、132km。で、猛暑もあって30km地点で足を痛めて断念。。悲壮感漂う夏の記憶となりました(苦笑)
だから来年のラントリップ休暇で達成したい。自分の足で。前回限界が見えたので、そうやって走るって、色々なものが見つかるのですよね。昔は誰かとじゃないと10kmなんて到底走れなかった、2〜3kmで精一杯。でも今は1人で10km走れるようになって、自分でもビックリしてます。

ー 一見ストイックな距離でしたが、そもそもはそんなランニング体験だったんですね。

竹村:私はハーフマラソンの大会が月内にあるので、ちょっと練習しないとまずいっす(笑)最初は言うほど積極的に走る人間では無かったのですが、なんとなくいつの間にか走り始めてました。今はむしろ走らないと気持ち悪いし、走っている週の方が確実に生産性が高くてクリエイティブになるのが実感できてる。身体が軽くなるんですよね本当に。

ラントリップを引っ張っていくエンジニア募集中

はい、最後に告知タイムです(笑)

まずは気軽に話を聞きたい、一緒に走りたい、ラントリップオリジナルビールが飲みたい!などなど何でも良いのでご連絡ください!

NICE RUN!!
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